「無論 死ぬまで 」は、マンガ「るろうに剣心」斎藤一(さいとう はじめ)の名言です。
この言葉は、おおくの読者の心を打ちました。
光威
でもこのセリフ、なんで言ったんだっけ?
この記事の内容
- 「無論 死ぬまで 」十本刀:宇水への言葉
- 「無論 死ぬまで」人気の理由は?
光威
さっそく見ていきましょう!
「無論 死ぬまで 」十本刀:宇水への言葉
引用元:るろうに剣心
「無論 死ぬまで」は斎藤一が言ったセリフです。魚沼 宇水(うおぬま うすい)との戦いの最後に言いました。
宇水は、自分の目を切った志々雄 真実(ししお まこと)に、いつでも復讐していいという理由で、仲間になってやったと語っていました。
しかし「志々雄に勝てないことがわかってしまい、すでに復讐をあきらめている」と斎藤に見抜かれてしまいます。
そして、「常に狙うふりをしていれば、少なくとも周囲の人間には自分の敗北を悟られずにすむ」とまで言われてしまうのです。
これに怒った宇水でしたが、激闘の末に敗北。
宇水の「お前はどこまで自分の信念を貫けるかな…」という死にぎわの問いに、斎藤は「無論 死ぬまで」と返したのでした。
光威
宇水は自分の心にウソをついていたんですね。
「無論 死ぬまで 」人気の理由は?
引用元:るろうに剣心
「無論 死ぬまで」が読者の心に響いたのは、斎藤の信念の強さを感じられるからではないでしょうか。
志々雄に勝つことを諦め、自分の信念を貫けなかった宇水。
時代がうつり変わろうとも「悪・即・斬」を死ぬまでつらぬく斎藤。
この2人の心の強さの差が勝敗を分けた。そう読者にも伝わったハズです。
「無論 死ぬまで」というセリフは斎藤一という男の生き様そのものを表現しているからこそ、おおくの人の感動をよんだのでしょう。
光威
信念を貫くことが難しい。これを読者も分かっているからこそ、この生き方に憧れるのでしょうね。