入信すると悲惨なことになる「カルト宗教」。日本にも多くの教団があります。
自分や周りの人が、やばい宗教にかかわったら嫌ですよね。知らないうちに引き込まれないためには、カルトについて知ることが大切です。
本記事では、13のやばい宗教を紹介します。カルト教団と判別するための定義もあるので解説していきます。
この記事の内容
- 「やばい宗教」ランキング13！！
- 国が定める「カルト教団」10の定義とは！？
光威
「やばい宗教」ランキング13！！
さっそくですが、やばい宗教をご紹介していきます。
ふざけた宗教も載せているので、話のタネにどうぞ！
光威
1：アーレフ（Aleph）※旧オウム真理教
引用元：日本経済新聞
「アーレフ（Aleph）」は「オウム真理教」の後を継いだ教団です。
オウム真理教は、信者を洗脳し脱会できなくしたり、猛毒をばらまくテロ行為をおこない、おおくの人の命をうばうなど、日本で最もやばいとされる宗教です。
オウム真理教による一連の事件を「オウム真理教事件」といい、事件の死傷者は、6000人を超えています。
当然、オウム真理教の教祖および幹部は逮捕され、教団は消滅しました。しかし教祖の教えはいまだに残っており、アーレフがその後を継いだのです。
そういった経緯で、アーレフの存在は危険とみなされ、いまだに警察の監視下にあります。
とうぜん宗教法人として認められていないため、いまの立場は宗教をかってに自称している団体ということになります。
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2：世界平和統一家庭連合会 ※旧統一教会
引用元：CNN
「世界平和統一家庭連合」（旧統一教会）は、韓国で創設されました。創設者は文鮮明（ぶんせんめい）という人物です。
キリスト教が元になっている宗教らしいのですが、世界的にもカルト宗教と認識されています。
統一教会のやばさは、霊感商法とマインドコントロールを使った、高額な物販、勧誘にあります。
合同結婚式
統一教会は、たくさんの男女の信者をあつめ、合同結婚式というものを行っています。
合同結婚式では、あつめた信者同士を結婚させますが、結婚の組み合わせはすべて教祖が決めるのです。
しかも教義により、離婚は禁止。避妊することも禁止されています。
元総理：安倍晋三との関係
統一教会は悪い意味で有名になってしましましたが、その大きな要因は、元総理の安倍晋三氏との関係があきらかになったことでしょう。
安倍氏は、妻の昭恵夫人とともに、統一教会と親密であったと言われているのです。
そもそも統一教会は、1970年代にはすでに自民党と関係があったとされ、選挙のときには教団の信者を無償で派遣、組織票も利用していたといいます。
この関係があり、政権を維持、コントロールしていたとも噂されています。
その見返りとして、政権も教団に便宜をはかっていたと言われています。※宗教法人は非課税など
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3：幸福の科学
引用元：幸福の科学
「幸福の科学（こうふくのかがく）」はこれまでの宗教にない「エル・カンターレ信仰」を行っていました。
これは教祖の大川隆法氏を神として崇めるもので、これが幸福の科学のやばいところです。
しかも隆法氏は、霊言といって、人の霊や神を自分に憑依させることができたといいます。
これにより、その人が言っていないことでも、好き勝手に発言して、信者に「ありがたい言葉」として聞かせていたんですね。
さらに女優の清水富美加が、幸福の科学へ出家して騒動になるなど、社会にあたえた影響力としてもすごい教団です。
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4：創価学会
引用元：創価学会
「創価学会（そうかがっかい）」は仏教系の宗教で、もとは日蓮正宗（にちれんしょうしゅう）という教団の一部でした。会員は800万世帯をこえると言われています。
創価学会のやばいところは、日本の政党である「公明党」の母体であることです。
公明党といえば、自民党と連立を組んでいますよね。つまり、政治の方向性に創価学会が口出しできる状況にあると考えられるわけです。
さらに創価学会には、芸能人の会員がおおいです。なので、創価学会の影響力は芸能界にも及んでいると言われています。
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5：顕正会
引用元：Wikipedia
「顕正会（けんしょうかい）」は日蓮正宗（にちれんしょうしゅう）という教団の一部でした。創価学会と、もとは同じということになります。
分裂した経緯のせいか、顕正会と創価学会は仲が悪く、過去には顕正会による創価学会への襲撃事件をおこしています。
これだけでもすでにヤバイですが、一般人にも顕正会による被害が及んでいるようで、ネットで「頭おかしい」といわれるほど、評判が悪いです。
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6：エホバの証人
引用元：東洋経済オンライン
「エホバの証人」はアメリカでつくられた団体で、キリスト教から派生した教団です。
しかし、キリスト教とは違うことを教えとしているとため、カルト教として扱われています。
エホバの証人で問題となっているのが、子どもへの虐待や、輸血の拒否です。
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7：生長の家
引用元：生長の家
「生長の家（せいちょうのいえ）」には、人間は神の子だから病気にならない。という教えがあります。
なので、病気になっても経典を読むことで治る。としています。普通の感覚ではおかしいと感じてしまいますよね。
さらに生長の家は、政党「維新の会」をつくった組織ではないかと噂されています。
「維新の会」が「生長の家」の指示で動いているとしたら…やばいですよね！
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8：世界救世教
引用元：世界救世教いづのめ教団
「世界救世教（せかいきゅうせいきょう）」は人に手をかざすと病気が治せるという宗教です。
この治療を「手かざし」と言いますが、手かざしは入信したらもらえる「おひかり」を持つことによって、特別な修行などをせずともできるようになるらしいのです。
また、手かざし系の宗教はたくさんありますが、世界救世教から分離したものが多いのです。
おおくの教団を産んだという意味でもやばい宗教と言われています。
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9：神慈秀明会
引用元：神慈秀明会
「神慈秀明会（しんじしゅうめいかい）」は、上で紹介した「世界救世教」から分離した教団です。
この教団は規模が大きく、日本の離島「黄島」を所有しています。
やばい噂もおおく、阪神淡路大震災のときは、支援に行くのではなく「最後の審判」がおきた言って見学にいったそうです。
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10：世界真光文明教団
引用元：世界真光文明教団
「世界真光文明教団（せかいまひかりぶんめいきょうだん）」は、上で紹介した「世界救世教」から分離した教団です。
こちらも「手かざし」をおこなう宗教です。意外な芸能人が関わっています。
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11：崇教真光
引用元：崇教真光
「崇教真光（すうきょうまひかり）」は、上で紹介した「世界真光文明教団」から分離した教団です。
こちらも事件やトラブルがたえず、悲惨な目にあっている人がいるようです。
政治家の安倍晋三氏や、鳩山由紀夫氏との関係もうわさされています。
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12：霊波之光
画像出典元：霊波之光
「霊波之光（れいはのひかり）」は信者が白装束を着ているなど、傍から見るとやばい宗教です。
フィギュアスケートの高橋大輔さんが信者として有名です。
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13：かむながらのみち
引用元：八ヶ岳観光
「かむながらのみち」は、フォークデュオ「ゆず」北川悠仁さんのお母さんが教主です。
その所有施設や、かつておこなっていた布教方法がやばいといわれています。
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番外編：空飛ぶスパゲッティモンスター教
引用元：PR TIMES
「空飛ぶスパゲッティモンスター教（スパモン教）」はアメリカの活動家によってつくられた宗教で、危険なものではありません。あまりにふざけた宗教なので、面白くてヤバいのです！
アメリカではキリスト教を、学校で教えている州があるのです。
スパモン教はこれに反発「自由であるはずの信仰を押し付けるのはオカシイ」「キリスト教を教育するなら、自分たちがつくったスパモン教も学校で教えるべき」という主張をしています（笑）
とてもユーモアのある宗教です。
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国が定める「カルト教団」10の定義とは！？
普通の宗教か、カルトかを判別する基準として、「セクト構成要件の10項目」というものがあります。
これは、フランス国民議会で選ばれた定義で、国際的な基準の1つとされています。
この10項目のうち、1つでも当てはまるとカルト教団ということになります。
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1.精神の不安定化
カルト教団は、教祖の教えだけが正しいと洗脳してきます。たいていの場合は、教義に疑問をもつことも禁止されているでしょう。
教えを守らないと「罰があたる」「地獄に落ちる」「カルマを背負う」などといって繰り返し不安をあおります。
これが日常化すると、信者にとっては教えが現実そのものになってしまうため、教団を疑うことすら恐怖となり、宗教を抜け出せなくなってしまうのです。
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2.法外な金銭的要求
カルト教団は、高いお布施を要求してくることがあります。
ノルマがある教団も存在し、これが達成できないと上の人から詰められることもあるようです。
入信前に「お金はかからない」といって勧誘してくるケースもあるので、気を付けましょう。
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3.住み慣れた生活環境からの断絶
カルト教団は、これまでの全てと関係を断つように言ってくることがあります。「信者でない人間とかかわると穢れる」といったように理由をつけるのです。
場合によっては、信者だけで生活する施設を用意して、住みこみで奉仕や修行をするように言われることもあります。
こうすることによって、教団の外の情報を遮断されるのです。
情報が遮断されると、おかしいことを言われていても、比較できる情報がないため、疑問に思えなくなってくるのです。
これも洗脳手法の一つといえます。
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4.肉体的保全の損傷
カルト教団は、肉体的あるいは、精神的「虐待」「拘束」を行う場合があります。
洗脳が完了するまで、家に帰してもらえないという可能性もあるでしょう。
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5.子供の囲い込み
カルト教団は、信者の子どもに幼いころから教義を刷り込もうとします。小さい頃はさまざまな事を判断できないためです。
教団にとっては信者が増えた方がいろいろと都合がよいため、信者の子どもはうってつけなんですね。
親である信者も、自分の子どもが入信しないと肩身が狭くなってしまうので、子どもを2世信者にするよう必死な場合もあるかもしれません。
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6.反社会的な言説
カルト教団は、社会のルールよりも、教祖の教えを優先することがあります。
「正しいのは教団であり、社会のルールが間違っている」「正義は我々にある」という思い込みで、ときには罪を犯すこともあるのです。
「教団に入るのが何よりも良いことだから、近所の人を勝手に入信手続きした」「教祖のいうことが正しいから、監禁してでも入信させた」こういう事例がふつうにあります。
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7.公秩序の攪乱
過激なカルト教団になると、国家転覆を狙うこともあります。
政権をリセットして、教祖が国を治めることが良いことだと信じて疑わない状態です。
ここまでくるとテロ行為をおこなう可能性があります。
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8.裁判沙汰の多さ
カルト教団はやっていることがオカシイので、洗脳がとけた元信者から訴訟されているケースがあります。反社会的な活動を行っている場合は、それが事件となって裁判沙汰になることもあるようです。
また、他の宗教とのいざこざが裁判になっていることもあるので、裁判をしている教団とは近づかないようにしましょう。
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9.従来の経済回路からの逸脱
カルト教団は、お布施の要求どころか、人生すべてをささげるよう洗脳してくることもあります。
全財産を教団に渡したうえで、無償で奉仕させられる状態です。
こうなると、経済的にも教団に依存せざるを得ない状態となり、自分の人生をおくることが出来なくなります。
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10.公権力への浸透の試み
カルト教団の特徴として、政治家に取り入ろうとする傾向があります。
政治に入り込めば、教団に有利な法律をつくったり、いろいろと動きやすくなりますからね。
実際、政治家が献金を受け取って、宗教法人と仲が良いケースは当たり前のようにあるのです。
また、警察官や、公務員の上層部が宗教とつながっているということもあります。
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