「おぼっちゃまくん」は1986年から「月間コロコロコミック」で連載された、小林よしのりさんによる漫画です。
1980年代に大ブームとなり、単行本の発行数が630万部を突破、アニメ化されるほどの人気ぶりでした。
しかし、「おぼっちゃまくん」のアニメには再放送が禁止になってしまった回があるのです。
「おぼっちゃまくん」は主人公の御坊茶魔(おぼう ちゃま)が下品なギャグを連発することで小学生に人気でしたが、放送禁止になる程とはどんな内容だったのでしょうか?
今回は以下についてまとめました。
- 「おぼっちゃまくん」放送禁止回は、第72話「へけけの毛」
- 「おぼっちゃまくん」は、どの程度下品だったのか??
光威
「おぼっちゃまくん」放送禁止回は「へけけの毛」
引用元:Amazon
このストーリーは、主人公の茶魔が友達にバカにされることから始まります。
なぜバカにされるかというと、茶魔の友人には下半身に毛が生えているのにたいし、茶魔は生えていないことから「ガキんちょ」と言われて、からかわれてしまうのです。
これに怒った茶魔は自宅に帰った途端、自分の下半身にちぢれ毛をボンドで貼りつけるのでした。
そして、手づくりの陰毛を友人たちに見せびらかしてまわる。という内容です。
この回ではずっと、登場キャラクターの下半身がアップになるシーンが続いており、多くの人(おもに視聴する子どもの保護者)が大激怒しました。
そのため、このエピソードはテレビでは二度と放送できなくなってしまったのです。
ただし、DVDには収録しているようですし、動画配信サービスでも取り扱いがあれば見ることができるかもしれません。
光威
「おぼっちゃまくん」は、どの程度下品だったのか??
おぼっちゃまくんの放送禁止回は下品すぎた模様。https://t.co/ARnJU2po04 pic.twitter.com/D5KEvgjZFO
— 光威のヤジウマ!! (@mitsuihightec) June 26, 2023
「おぼっちゃまくん」はその下品さゆえに、PTA(子どもの保護者と教員による団体)の「子供に見せたくない番組」では、常に上位でした。
その理由がわかる画像がこちらです。
引用元:おぼっちゃまくん 1
キスをしているのは主人公の茶魔と、なんとその父親なのです…
倫理的にもやばいですし、そのセリフも下品ですよね。
「おぼっちゃまくん」ではこのようなシーンがたくさん出てくるため、見せたくないと考えた親も多かったようです。
ちなみに、アニメ版でもこのようなシーンは、修正なしで放送されていました。
光威